海外商品先物取引
海外先物取引の市場は
- ロンドン
- ニューヨーク
- シカゴ
海外先物取引の銘柄は
- 金 原油 ガソリン 灯油 綿花 アルミ 銅 ニッケル 大豆 コーンなどになります。
最近ではCO2排出権取引被害も急増しています。
被害者のほとんどが海外市場にて取引が行われていると思っているようですが、実際には取引は行われずに架空取引もしくは相対取引となっています。
取引明細のような書類が郵送されてくる、営業マンからは為替(ユーロ、ドル)のことなどを言われますので海外で取引が行われていると勘違いされている方が多いようです。この勘違いが被害と気付くのを遅らせる原因になります。
相対取引ですがこれは相手の会社との取引になりますので勝てるはずはありません。あなたが利益ならば相手の会社は損益になりますからなんとか反対方向に賭けさせようとします。仮に利益が取れても出金させることはほとんどありません。負けるまで取引は継続させられます。
勧誘方法から被害と気付くことができます。
ポイントとしては
- 自宅、携帯に勧誘の電話が入る。(不法に名簿の取得している)
- 頼んでもいないパンフレットが届く
- 断るも執拗に勧誘される。(不招請勧誘の禁止)
以上の中で一つでも該当すれば被害の可能性は高いと思われます。
被害の特徴
- シカゴ市場の大豆、コーンの取引では悪質性が高く、夜遅くに面談、執拗な勧誘、銀行でのカードローンや消費者金融に借りに行かせることもあります。少し気の弱い方が被害にあわれています。
- ロンドン市場ではCO2排出権取引が多く、他にアルミ、綿花、銅、ニッケルなどで公務員の方の被害が多いようです。
- 電話勧誘が多くリスクの説明はほとんどありません。「儲かる、今がチャンス、短期間」と言われてチャート(グラフ)や記事を見せて説明してきます。
とにかく執拗です契約するまでは何回でも連絡してきます。
海外先物取引はリスクが多いだけでなく時差にも注意が必要です。
売買報告書に記載されている数字(約定価格)もお客様には不利になる数字を記入することが多く利益が取れたとしても出金や取引を終了することは言葉巧みにさせません。
被害のほとんどは架空取引と思われます。
現在取引を継続中の方、過去に取引をして泣寝入りしている方諦めずに相談して下さい。
他の機関に依頼されて取り返すことができなかった方、判決はでたけど実際にお金が返ってこなかった方も相談して下さい。
(和解書や示談書を交わして和解金などを受領されている方は無理です)